【知識だけだともったいない!】
目次
~上手く生きていくためのコツとは?~
ここ最近、AIの進化を生活上で感じてます。
Googleさんでは、
興味があるであろう記事が直ぐに上がっていたり、
広告にしても、
興味があるであろう広告が上がっていたりします。
上がってくるモノに
個別性が出てきてるので、
スマホを触ってると、
ずーーっと触っていられるような状況が、
ある意味怖かったりします。
そら、
スマホ病、
スマホ首、
など言われ、姿勢も悪くなってきますよね。
何が言いたいかというと、
世の中、
Google先生で検索することで、
様々な情報を収集してくれ、
いろんな知識、
無数の情報を知ることができるようになっています。
しかしながら、
その情報の真偽や善悪を、判断することは難しいです。
正しい情報であると、判断出来るだけの知識も必要となっているのが現代です。
例えば、最近では、
詐欺の報道がありました。
ここ数年で、貯蓄から投資の流れもあり、
仮想通貨のICOでの詐欺
高い配当がでるという投資詐欺
といったことがはびこっています。
こういった詐欺の仕組みは、ポンジスキームであることが多いです。
でも、その知識を知って、
甘い話に左右されず自分で判断する
その能力が、
生きていく上で必要ともなってきています。
そして、
臨床に置き換えてみると、
知識だけで患者さんを良くしていけるか?
となると、
そうでもないです。
知識とは、様々な学問や事象を理解して、その内容を把握すること。
知識がたくさんあれば、経験の少なさを量でカバー出来ます。
疾患を理解することは、知識が必要です。
しかし、
身体を見て、
評価して、
総合的にアプローチをしていこうとすると、
知識の上に知恵が必要となってきます。
だって、
全てを文献などの、
知識に当てはめてしまうと、
全くもって効果を発揮しないことや、
むしろ当てはめたことで、より悪くなってしまうケースだってありますし、
そもそも同じ身体であることはまず有り得ないですから。
ですので、
その対象者に合わせてカスタマイズしていく必要があり、
そのためには知恵が必要になります。
ちなみに、
知恵とは、
知識を組み合わせて、新たな解釈を生み出すこと。
ですので、
アプローチにしても、
様々な知識を蓄えて、
それを組み合わせて、
その人に合わせて提供することが求められますし、
それが、
新たな解釈を生み出していきます。
知識は歴史でもありますし、
その知識は、
知恵から生み出されて、
科学的に証明されて、
広がっていきます。
こういったことからも、
知識から知恵を出せるように臨床に携わっていくと、
また新たな世界が見えるかもしれませんよ。
P.S.
個人的には、
そうやって思いついたことを
やってみて、
変化をみて、
良し悪しを判断していくこと、
そして、
良しを積み重ねていくことで、
より対象者が良くなっていく。
その過程が面白かったり、
そこが臨床の醍醐味だとも思ったりしています。