【内観を鍛える瞑想法】
あなたは、動作観察や分析は得意ですか?
STやPT.OTの3年目くらいまでは、ちょっと苦手。。。
って人も多いのではないのでしょうか?
そんな方には今回の話は、ちょっと参考になるかもしれません。
目次
動作観察や分析を苦手としている方の多くは、頭で考えようとし過ぎていることが多いです。
よく学生や1年目の指導の際にも、このことは見られます。
で、書いてきた文章通りに動作をやってもらったり、
口頭で言ってる動作をやってもらうと、
決まって
『違っていました』
と返答があります。
特に分析において、
どの筋が働いてるのか?
ということに関しては、
頭で考えたのと、
実際に動作をしてもらって感じるのとは、
大きな違いが出てきます。
自分で動作を真似るほうが、相手の動作を理解していきやすいんですよね。
普段から、自分の動作を意識的に診ていくと、それが積み重なると、頭でも想像がつくようになってきます。
ここで大事なのは、『内観』です。
自分自身の内観を鍛えていくと、身体の様々な動きが自分で掴めるようになるため、
身体がどのように動いているのか?
正常の動きや、アライメントはどういったものか?
アライメントが崩れることにより、どんな症状が出るのか?
を、自分の身体を通じて掴めるようになったり、
動作観察から動作分析につなげやすくなったりします。
この内観を高めていくことで、より解剖学的イメージや、そこから運動をイメージすることで、運動連鎖や、バイオメカニズム的なことも把握出来てくるようになります。
では、どうやるのか?
それは、
普段から自分の動作を意識的に診ること以外には、
自分の呼吸を意識的に観察することです。
呼吸を意識的に見ていくと、
自分の胸郭の動き、脊柱のアライメント、内臓的な動きも見れてきます。
しかし、ここで問題なのは、「雑念」です。
いろんな思考が出てきます。
しかし、雑念が出て来たらまた呼吸に意識を戻していきます。
この雑念も、どんな雑念か?
プラスの感情ならいいですが、
マイナスの感情なら、自分自身を毒している状態なので、
これを吐き出していくようなイメージで、呼吸してみてください。
また、
呼吸を意識的にゆっくりとしていき、
呼吸が四肢に行き渡るようなイメージで呼吸していきつつ、解剖学的イメージを持って呼吸していくと、
より解剖学的にどう自分の身体が崩れているのか?
どこが正常なアライメントなのか?
を掴めるようになってきます。
自分の内観を、鍛えるためには?
ヨガや、フェルデンクライス、アレクサンダーテクニーク
がオススメです!
また、こういったことを続けていくと、リラクゼーションがしっかりでき、その後の作業でも、集中力が増してきます。
いろんなメリットがあるんで、よかったら、朝晩時間があるときにでも、取り入れてみてくださいね!