夏の時期陥る食思低下

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夏の時期陥る食思低下

病院や施設で勤務していると、日々の気温なんかはあまり気になりませんが、

訪問で働いてる方は、
日々炎天下の中、働かれてることお思います。

場所によっては、
38度を超える暑さのところもあって、
室内では、40度を越えてるところも。

高齢者の家では、
クーラーをつけてなく、
扇風機だけで過ごしている方もいるので、

熱中症に知らず知らず陥ってる方もいらっしゃいます。

だいたいが、
水分をとらない、
もしくは、
少ない状態になっていることもあり、

脱水を引き起こします。

脱水を引き起こすと?

そーなると、
水分だけでなく、ミネラル分も少なくなり、
電解質異常を引き起こします。

ってことは、
だるさや、吐き気、頭痛、食思低下ってだけでなく、

意識消失までも引き起こします。

水分損失率による影響

ちなみに、
水分損失率が

15~17%
飲み込み困難(嚥下不能)

10~12%
筋痙攣、失神、舌の膨張、不眠、循環不全、腎機能不全

8%
めまい、チアノーゼ、言語不明瞭、疲労困憊

6%
脈拍・呼吸の上昇、ふらつき

4%
疲労および嗜眠、感情鈍麻、
吐き気、感情の不安定(精神不安定)、無関心

2%
めまい、吐き気、ぼんやりする、重苦しい、食欲減退

ってことがみられます。

訪問で、
食思が落ちてるって場合は、
もしかしたら、この影響があるかもしれませんね。

また、
回復期から慢性期に来た
高齢者の多くは、
この脱水所見が見受けられます。

病院などでは、しっかりとデータをみましょう!

しっかりとデータを診ず、
疾患などの情報を統合できず

食思低下=認知低下

と安易に考えてる人もいますが、

病院、施設でも脱水の影響を受けてることが多いので、
一度データ含めて見てみてくださいね!

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