姿勢観察・分析セミナ―と解剖学運動学骨編ではどんなことが学べる?
先日のセミナー報告をしてなかったので、まとめて報告させてもらいます。
目次
まずは、大阪での姿勢観察・分析セミナー。
こちらは、姿勢観察をどのように進めていったらいいのか?
そして、
分析していくために必要なこと
として、最低限の知識と
ワークを多くとり、
受講生さんにしっかりと落とし込んでも
らいました。
ってことで、
いただいた感想を紹介してみます。
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食事の姿勢について、常にこの姿勢でいいのかという疑問がありました。
それは、解剖学に沿ってではなかったために、不安でしかなかったと思います。
姿勢観察について、今まで具体的な筋の動きなどをしることがなかったので、
本日学べて良く理解できました。
今回、姿勢の観察を、解剖学を通じて学べたことで、
しっかりとした理論で、食事姿勢を作ることが出来るかと思います。
また、PTの方に相談するのにも、「この筋肉が・・・」といった具体的な相談が出来ると思います。
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ST向けの姿勢分析や解剖学をまぜながらのセミナーを行うとのことだったので、参加しました。
姿勢分析のポイントや筋肉がどのような働きをして、嚥下にどう影響があるのか?
自分でも調べてもわからないことが多かったので、知れてとても勉強になりました。
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姿勢評価方法の再確認のため、不足していたところを見直す為に受講しました。
1つ1つの関節の動き、グループワークを通じて確認することができました。
運動・姿勢について、PTやOTと話すことが多いですが、
全てを
しっかりと伝えるのが難しかったので、今回すごくためになりました。
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といった具合に、このセミナーには、ST3年目までの人が多かったですが、
かなり満足度も高く、理解度も高いといった講座になりました。
関東では、体幹・胸郭の解剖学運動学~骨編~
体幹・胸郭の解剖学運動学~骨編~
こちらは、骨のランドマークや形状、働き、
そして、骨のイメージをもってもらいつつ、
どう姿勢に影響を及ぼしているのか?
また、嚥下との関係性は?
骨盤の状態、
胸郭の状態、
脊柱の状態、
それぞれによって、影響が異なります。
このあたりを丁寧に説明しつつ、
しっかりと触っていくことができるように、
そして、
解剖学的・運動学的な観点で見ていけるように、
ひとりひとりに対してレクチャーもしていきました。
ってことで、いただいた感想を紹介してみます
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触診が苦手で自分の中でふわっとした認識で行っていた部分を詳しく説明してもらえて、間違って覚えていた点や不安だった部分がなくなりました。
特に触診がわからず感覚で行っていましたが、明日からは自信をもって行えそうです。
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体幹や胸郭についての解剖はほとんどわからず、
どのように嚥下に影響しているか詳しくわかっていなかったので、参加してみようと思いました。
骨盤について臨床であまり着目していなかったですが、
嚥下をアプローチする上で、姿勢を診るうえで大切であると感じました。
受講前と比べて、
どこの骨がどういう動きをしているのか、
嚥下にどう影響があるのか、なんとなくイメージが出来ました。
PTやOTとも話しながら、姿勢にアプローチできればと思います。
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骨や解剖について学んできましたが、なかなか一人では見つけることが出来なかったり、
自信が持てなかったりするので、改めてポイントを知ることができ、
骨盤から姿勢や動き、胸郭の動きについても違いがあることを知ったので、
実際に評価して行っていこうと思いました。
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と、こちらは、STだけでなく、PTやOTの3年目までの方も参加されていました。
STであったとしても、
解剖運動学を嚥下の側面で見ていく視点を持てるようになると、
また違った臨床展開ができるようになってきます。
また、解剖学・運動学を摂食嚥下の観点からみていくことができるようになると、
PTやOTであれば、臨床ではかなりのアドバンテージになります。
今後も、基礎的な解剖学・運動学に関しては、
摂食嚥下においての意味を踏まえた上で、
しっかりと身に着けていってもらえるように、
サポート体制を万全にして、提供していきますね。