【食思低下の理由は?】
子供からウイルスをもらって、
私自身も2日ほど、床に伏せてました。
目次
ウイルスをもらった結果
発熱に嘔気、そして下痢。
発熱の時はまだ飲み食い出来ましたが、
嘔気に下痢とくると食事が全く進みません。
嘔気がなくなっても、
腹部症状があると、
食欲もあまりわかず、
動くのも嫌。
無理して食べたら後が辛い。
体調戻っても、食事量は少なくなってる。
そんな状態でした。
さて、これを患者さんに当てはめてみましょう。
入院患者さんで、
電解質異常を呈していたり、
嘔吐明けからや
下痢症状がある状況の中、
食事提供されてることって、
よく見かけませんか?
そして、そんな状況でも、
食堂に連れて行かれ、
食事介助をしてくれる方からは、
残さず食べて!
まだ残ってる!
食べないと良くならない!
などと言われることも。
しかしながら、
相手は疾患でまともに想いを発せないかもしれません。
認知症があるからと一蹴されるかもしれません。
さて、もしこれがあなた自身の身体に起こってたのなら、どう思うでしょうか?
この食事提供環境って、
精神的にもつらくなってきますよね?
でも、
意外とこういうことをさらっと患者さんにやってたりすること、
ないでしょうか?
相手の身体状況を把握することで、
食事提供内容を変えることや、
食事形態を変えることで、
消化を良くしたり、
カロリーコントロールをすることも出来るはずです。
なのに、
食思がない
=先行期の問題
=認知症だから
と発想するのは変ですよね?
ってことで、
食思が無いときは、
何故食欲がわかないのか?
何故食べたいと思わないのか?
を、
身体状況を読みながら、
いろいろアプローチを変えてみると、その突破口がみつかるかも知れませんよ?
P.S.
2日間の臥床により判明したことは、
身体がきしんで痛い、
骨盤から下肢全体の血行不良が生じている
ことでした。
なので、
やってほしいなぁって思ったことは、
下肢の他動運動から自動介助運動、
そして、自動運動でした。
参考までに(笑)